ちゃんてつの"音楽を味わうために"

今日もいい曲聴こう。

世界で2番目に売れたアルバム 〜Back in Black (AC/DC)〜

閲覧ありがとうございます。このブログは私(ちゃんてつ)が聴いたこと、見たことによって感じたことや知ったことを書いています。

どなたかの世界観、人生の些細な時間をより良くするスパイスになれば幸いです。

 

音楽との関わり方を考える 

皆さんはふだんどのように音楽を関わっていますか?

 

ただのリスナーだ、という方でも、

スマートフォンから聴く、MP3プレーヤーから聴く

・イヤフォンで聴く、ヘッドフォンで聴く、スピーカーで聴く

・CDを買って聴く、レンタルして聴く、ネットやアプリで聴く

などなど多様な組み合わせの中、聞いているかと思います。

 

このご時世、音楽も"情報"のように溢れていますね…

そんな"情報"だからこそ、まとめ方、選び方次第でプラスなものに変えられると思うのです。

 

今回はそんな選び方の1つとして、

"世界中で売れてる絶対に聞いといた方がいいやつ"

という何ともわかりやすい区切りで笑、あるアルバムとそのアーティストについて紹介したいと思います。

 

"世界のアルバム売上ランキングTop3"って言えますか?

世界的に有名なアーティスト、と言われると誰を思い浮かべますか?

Taylor Swift, Ariana Grande, Ed Sheeran, Eric Claptonなどなど、それぞれ思い浮かぶアーティストがいらっしゃると思います。

 

"アルバムの売り上げ"ということなので、音楽が配信され始めた2000年代よりも前の年代ですが…

私はギリTop3まで知っていましたが、Top10となるとぜんぜんわかりませんでした…

 

もはやCDを買うことがなくなった"配信を聴く時代"ですので、実際に聴いているリスナー数や"再生回数"のランキングを作ったら全く違う結果になるのでしょう。

そもそも現在進行形で売り上げは伸びているでしょうし… 

 

 

話を戻しますと、栄えあるTop3はコチラです!

 

"Thriller / Michael Jackson" (7000万枚、1982年) 

 

 

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ご存じ"King of Pops" のMichael Jacksonの代表作にして最高傑作。

捨て曲一切なしのモンスターアルバム、今や1億万枚を突破しているというデータも…

現代音楽へ与えた影響は計り知れませんね。

 

 

  
"Back in Black / AC/DC" (5000万枚、1980年) 

 

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ハードロックバンド"AC/DC"の3rdアルバム、シンプルなジャケットですね。

名前を知らない方でもロゴは見たことがある、って方多いのではないでしょうか。

今回メインで取り上げさせていただくアルバムです。詳細な説明はしばしお待ちを。

 

 

 

"The Dark Side of the Moon / Pink Floyd"(4500万枚、1973年) 

 

 

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プログレッシブロック(※1)バンド"Pink Floyd"の代表作。

理科の教科書で見て興奮した小学生?時代を思い出します笑

 

海外旅行に行くと、このデザインがプリントされてるTシャツを着ている人を1人くらいは見かけるような気がしませんか?

ギタリスト"David Gilmore"のカリスマ性も光る名作です。 

 

 

 ※1プログレッシブロック

 プログレ、とよく略される音楽ジャンルの1つ。前衛的・実験的な要素が強く、アルバムを通して1つの世界観を作り上げていることが多い。

 著名なプログレのバンドはPink Floydの他に、King Crimson、YES、RUSH、Dream Theaterなどがある。

 

 

なんとなくですが、ジャケットはどこかでどれも見たことがある方もいらっしゃるのでがないでしょうか。

今年の夏(今も?)、アパレルブランドのGUさんがバンドアルバムのTシャツとかも作ってましたし街で誰かがバンドTシャツとして着ていたのかもしれません。

 

私も実際にアルバムを初めて聞いた中学生の頃、すでに見覚えのあるジャケットだっとと記憶しています。

 

モンスターバンド"AC/DC"を紐解いてみる 

世界で2番目のアルバムセールスを記録する"Back in Black"とそのバンド"AC/DC"とはどんなものなのか。

 

彼らの特徴は、

・リフを中心に据えた楽曲群

・個性が光るカリスマツインギター(※2)

・全曲同じリズム!?とも思える武骨なシンプルロックンロール

の3つに要約されると思っています。

 

※2ツインギター

 1つのバンドにギタリストが2人いる状態のこと、特にそれぞれ明確に役割や個性が現れていることが多い。

 ケースバイケースではあるが、1人は伴奏を担当するリズムギター(伴奏部分のことをバッキングとも呼ぶ)、1人はソロなどアレンジ豊かなメロディーを弾くリードギターに分かれることが多い。また2人が弾く音の粒をそろえ(ユニゾンと呼ぶ)て独特のハーモニーを奏でることもできる。

  AC/DCは前者の担当別に分かれているタイプのツインギター

 

アルバムのタイトルにもなっている彼らの代表曲"Back in Black"がこちら。


AC/DC - Back In Black (Official Video)

 

 

ジャッ、ジャジャジャ、ジャジャジャ、トゥルルトゥトゥルルル笑、

の箇所がこの曲の"リフ"と呼ばれるところです。メインテーマですね!

 

"ジャッ、ジャジャジャ、ジャジャジャ"のところを2人のギタリストが同じフレーズを弾き、"トゥルルトゥトゥルルル"のところをソロギター担当のギタリストが弾いています。 

 

分かりますか?同じフレーズを2人が弾いていて右耳と左耳でそれぞれのギターの音を聴けるのではないでしょうか。(違うかも…その時の録音後のアレンジの仕方でその辺は色々変わってきます…)

 

こういうことを知ると、ちょっと音楽の聴き方が変わってきませんか?

 

ここでもう1曲紹介、アルバムの冒頭を飾る1曲目 "Hells Bell"です。

 
AC/DC - Hells Bells (Official Video)

 

 

聴いてすぐにわかると思いますが、お通夜感半端なくないですか笑

そう、その通りなのです…

 

2ndアルバムの売れ行きが良くこれから世界的に売っていこうとしていた彼らだったのですが、なんとボーカルのボン・スコットが亡くなってしまったのです…

 

日本のバンドで考えてみてください、ボーカルが死んでしまったらバンドは解散状態になりませんか!?

・桜井さんがいないMr.children

・稲葉さんがいないB'z

・桑田さんがいないサザンオールスターズ

 

お分かりいただけだろうか。

そうなのです、良いセールスを記録したとたんに彼らは解散の危機に陥ったのです。

しかし彼らは諦めず、新しいボーカルを探し出し3rdアルバムを作成したのです。そして1曲目は亡くなったボン・スコットに捧げる曲として"Hells Bells"が収録されたのです。

 

自分達が思っている以上に、アルバムの曲順や曲の意味というのは深いものがあることを感じて頂けたかと思います。

 

背景を知っていると楽しみ方が変わってきませんか!?

次回はこのAC/DCというバンドをもう少し深掘りしていきたいと思います! 

 

 

おまけ:有名な曲はしばしば"パクられて"復活を果たす

紹介した"Back in Black"は聴いて頂けましたか?

 

では続いてOne Directionのこの曲を聴いてみましょう!


One Direction - Midnight Memories

 

 

あれ!?

ぽくないですか?

冒頭のチャッ、チャッ、チャッ、チャッの部分なんかもうニヤッとしてしまいませんか?

 

こういう発見も音楽を聴く楽しみを増やしてくれますね。

それでは!

   


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